人生の終焉(しゅうえん)について考えることは、誰にとっても不安がつきものですね。
私も50代に入り、その時期が身近になってきたのに、知らないことが多い葬儀のこと。
考えるだけで気が重くなってしまいます。
じつは・・
葬儀代で、退職金が消えてしまった身内がいるのです
(その額なんと、400万円)
あらかじめ知っておけば防げたのに・・
(どこからともなく葬儀屋さんがきて、契約になるパターン)
最近ではこのような不安をすこしでも解消するために、「終活」という言葉が注目を集めていますね。
今回は、「50代から始める終活」と「家族葬」について詳しく解説していきます。
この記事でわかること
- 50代から始める終活のメリットや基本的な考え方
- エンディングノートの作成
- 家族葬のメリット・デメリットや費用
- お墓問題と埋葬の選択
まずは私が考えた終活の一部はコチラ
- 延命治療 ➡︎ 必要なし
- 葬儀 ➡︎ 家族葬
- お墓 ➡︎ 不要
- 埋葬 ➡︎ 海洋葬
なぜこの結論になったのかお話ししますので、ぜひ最後までご覧ください。
50代から始める終活
「終活」とは、人生の最後の段階を準備すること
終活とは、「終末期における人生の最後の段階を準備すること」を指す言葉です。
一般的に、老後の生活や介護、死後の手続きや葬儀など、自分自身や家族のために必要な準備を行うことを指します。
50代から始める理由は、今後のライフプランが見えるから
50代から始めるのが適切な理由は、その年齢から健康状態や今後のライフプランが見えてくるためです。
- 健康上の問題:50代以降になると、健康上の問題が生じることが多くなる。
そのため万が一に備え、自分自身や家族に対する医療や介護の計画を立てる。 - 老後の生活:定年退職後の生活や老後に備えて、年金や貯蓄、住居、介護などについて考える。
- 家族のための準備:自分が亡くなった後、家族が不安や悲しみを感じないように、葬儀や遺品整理などの準備を行う。
また、家族や友人との関係性もしっかりしている時期であり、終活を始めるタイミングとしては適切とされています。
高齢になってからでは、判断が難しくなるのも事実です。
質問①
病状による延命治療を、希望しますか?
回復の見込みが薄ければ、望まないなぁ・・
終活してみよう(エンディングノートと遺影)
人生・医療・葬儀について考える
- 人生の整理:人生の中で大切なものを整理し、必要のないものを手放すことで、精神的な負担を軽減する。
- 医療的な準備:終末期の医療に関する計画を立て、希望する医療や看護、緩和ケアについての意向を伝える。
- 葬儀の計画:自分の希望に沿った葬儀の形式や内容、費用などを考え、家族に残しておく。
エンディングノートの作成
エンディングノートは、自分自身が望む最期の姿や、家族や周りの人たちに伝えたいことをまとめたものです。
これは、自分自身が亡くなった後に、残された家族や友人が自分の意思を理解し、尊重することができるようにするために重要な役割を果たします。
以下に、一例としてエンディングノートに書くことについて詳しく説明します。
終末期医療に関する希望
自分が望む終末期医療についての希望を書くことができる。
具体的には、自分が治療を望まない場合や、どのような医療を受けるかについての指示をまとめる。
これにより、自分自身が亡くなった後にも、自分の望む最期の姿で最期を迎えることができる。
葬儀や埋葬に関する希望
自分が望む葬儀や埋葬の形式についての希望を書くことができる。
具体的には、葬式をどのように行うか、遺体をどこに埋葬するかについて指定する。
家族や友人、同僚への感謝の言葉
自分が生きている間に出会った家族や友人、同僚に感謝の気持ちを伝えることができる。
自分が亡くなった後も、自分の思いや感謝の気持ちを伝えることができるため、大切な人たちに対する愛情や感謝を伝えられる。
自分の人生や人生観についての思いや価値観
自分自身の人生や人生観についての思いや価値観をまとめることができる。
自分が重要だと思うことや、人生での成功や失敗についての反省点などを記述することで、自分自身の人生の振り返りをする。
遺影写真を準備
亡きあと目にする遺影(いえい)を、今から準備しておくのもオススメです。
- お気に入りの写真を遺影にできる
- 家族が写真選びに困らない
あなたが残したい、あなたらしさあふれる写真を選びましょう
表情は気に入ってるのに、背景がちょっと残念・・ならばプロに任せて背景を修正してもらう
思いきってプロに撮影してもらうのも、記念になります
喪服を点検
以前着ていた喪服も、いつの間にかシックリこなくなってたりします。
年代や体型に合った喪服を、選びたいですね。
バックやサブバックも、普段使わない分、くたびれてしまってることもあります。
用意するのは縁起が悪いと言われがちですが、ないと困ります
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家族葬とは
家族葬とは、近親者だけで行う葬儀
家族葬とは、近親者だけで行う小規模な葬儀のことです。
規模が小さいため、費用を抑えることができます。
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家族葬のメリットとデメリットは?
メリット
- 費用が抑えられる:参列者が少なく、豪華なお花や棺桶を用意する必要がなくなるため、葬儀費用を大幅に抑えることができる。
- 静かにお別れすることができる:故人に対する思い出や感謝の気持ちをゆっくりと語り合うことができる。
デメリット
- 参列者が限られる:故人の家族や親しい人たちだけが参列するため、故人と関係のある人たちが参列する機会を失うことがある。
- 社交性に欠ける:参列者が少ないため、社交性に欠けると感じる人もいる。
(葬儀は、故人を偲ぶだけでなく、故人と関係のある人たちが集まり、交流する場でもあるため)
家族葬の費用はどれくらいかかる?
葬儀社によって異なりますが、一般的には30万円から50万円程度が目安とされています。
質問②
葬儀に多額の費用をかける理由はありますか?
ない!
夫と子どもが見送ってくれたら十分だから家族葬が理想
家族葬選びのポイント
家族葬を選ぶ際には、以下の点に注意して葬儀社を選びましょう。
費用の詳細を確認する
家族葬は、費用が抑えられることが多いですが、葬儀社によって料金やサービスが異なる。
斎場や会場の選択肢を確認する
家族葬を行う際には、斎場や会場を選ぶ必要がある。
葬儀の流れを相談する
葬儀の流れや内容は、故人や家族の希望によって異なる。
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お墓をどうすか
質問③
お墓は必要?
お墓は重荷になりそうなんだけど・・
いち個人の意見だけでなく、パートナーと子どもたちに理解をもらったほうが良い内容ですね。
墓じまいについて
お墓を持つメリット
- 故人を弔う場所がある:故人を弔う場所として、家族や友人が訪れることができる。
- 安心感がある:自分たちの死後にも故人を大切に思い、遺品整理や納骨の手続きを行うことができ安心感がある。
- 長期的な管理が可能:永代供養の制度があるため、長期的な管理が可能。そのため、故人を長期的に弔うことができる。
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お墓を持つデメリット
- 費用がかかる:墓石や遺骨・遺体の納骨のための手続き、管理費用などがかかり一定の費用が必要になる。
- 維持管理が必要:定期的な清掃や管理が必要。
維持管理には費用がかかるため、家族や親族がその責任を負う必要がある。 - 所有権や継承問題が生じる可能性がある:所有権や継承問題が生じる可能性があり、家族や親族間での話し合いが必要になる。
お墓を維持するには、今後の少子高齢化を考えると金銭面や心理的負担が大きいと思われます。
しかし私としては・・
15歳で亡くなったワンコともに、散骨してもらおうかなぁと。
ペットの散骨・・
海洋葬とは?
weblio辞書より
火葬を行った後に、遺灰を海に撒いて葬ることを意味する語。海洋散骨と呼ばれることもある。自然葬の一種とされている。
樹木葬は墓石の代わりに樹木というイメージだよ
海洋葬(散骨エリア:関東・大阪・沖縄・ハワイ)
海洋葬・樹木葬・ダイヤモンド葬・空中葬・ゼロ葬・永代供養など
まとめ:終活と家族葬について
50代から始める終活と家族葬についてまとめ
50代から始める終活と家族葬について、ご紹介しました。
- 終活・・自分が亡くなった際に残された家族や友人に迷惑をかけずに、自分の死に関する準備
- 50代から始める終活のメリット・・健康状態や今後のライフプランが見えてくる
- 家族葬・・近親者だけで行われるお葬式であり、お金や手間をかけずにできる
- お墓・・海洋葬などお墓を持たない選択肢もある
終活というと、なんとなく重たいイメージがありますが、自分の人生を振り返り、自分がどのように生きたいのかを見つめる機会にもなります。
是非この機会に、自分自身や身近な人たちと向き合ってみてはいかがでしょうか。
終活メモ
まずは終活の第一歩として、私の結論はコチラ。
- 延命治療 ➡︎ 必要なし
- 葬儀 ➡︎ 家族葬
- お墓 ➡︎ 不要
- 埋葬 ➡︎ 海洋葬
お墓が必要かどうかは、家族で検討しなくてはなりませんが下記のサイトも参考にしてください。
墓じまいについて
墓石の見積り
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。