早いもので年末年始シーズンがやってきますね。
この時期の楽しみと言ったら・・なんと言っても「すき焼き」と「カニ」を食べることな私です。
とはいえそのシーズンに食べると、なにから何までお高いのを感じるのは毎年のこと。
そう考えると今のうちに食べちゃったほうが良いのかな?と思い、スーパーのお肉売り場をウロウロ、ネットショップをキョロキョロしたところ・・
和牛と国産牛がどう違うのかを発端にいろいろ調査し、切実な背景まで見えてきました。
和牛・国産牛・輸入牛の違い
和牛と国産牛は、同じではありません
(違いがよく分かっていませんでした)
えっ、違うの?
和牛を選んだつもりで、国産牛を手にしていた・・なんてこともあったはず
和牛・国産牛・輸入牛の違い
種類 | 定義 | 例 |
---|---|---|
和牛 | 日本古来の食肉専用種 | 黒毛和種、褐毛(あかげ)和種、 無角和種、日本短角種 |
国産牛 | 3ヶ月以上日本で育ったことのある牛 (外国種や輸入牛でも3ヶ月以上国内で肥育されると国産牛) | ホルスタイン(乳牛)、交雑種 |
輸入牛 | 海外から輸入された肉 | アメリカ産、オーストラリア産 |
国産イコール「和牛」かと思ってたよ〜
和牛の銘柄について
主な銘柄牛 | |
---|---|
黒毛和種 | 神戸ビーフ(兵庫県)、松坂牛(三重県)、近江牛(滋賀県)、米沢牛(山形県) |
褐毛(あかげ)和種 | 土佐牛(高知県)、肥後牛(熊本県) |
無角和種 | 無角和牛(山口県) |
日本短角種 | 八甲田牛(青森県)、十和田牛(青森県)、たんかく和牛(岩手県) |
地名が付いてるのがあるんだね
価格で見ると
和牛>国産牛>輸入牛
流通量で見ると
和牛<国産牛<輸入牛
やっぱり美味しいのは和牛♡
そんな和牛にピンチが訪れているのを、ご存知でしたか?
和牛に訪れているピンチ
餌代の高騰
3ヶ月以上日本で育ったことのある「国産牛」と違い、「和牛」は肥育期間の20ヶ月に大量の飼料が必要になると下記のニュースでも伝えています。
流行り病(やまい)に始まり現在の社会情勢で、物価は軒並み上昇してます。
その影響は私たちの日常生活はもちろんのこと、農家さんたちにも直撃していて、飼料・電気代・原油価格・・
農家さんの経営が厳しくなったら、和牛業界全体の縮小も想像できるわけです。
和牛の価格が高騰するだけでなく、和牛という日本が誇る「食」が消えてしまう危機と言っても過言ではない・・
そんなふうに思ったわけです。
食品ロス
価格が高騰すれば、消費も落ち込む・・
高級な食材をよそ目に、お手軽価格のお肉やお魚を選ぶのは自然なことでしょう。
しかし売れ残りになった生鮮食品はどうなるんでしょうか?
値引きされても余ってしまったら、行き着く先は廃棄処分。
(加工されたりするのでしょうけど)
人々が生きるために生まれ育った牛さんたち・・
毎日お世話をしてくださっている畜産農家の方々・・
流通や販売に携わっている方々・・
誰も望んでいない、そんな結末を迎えるのを防ぎたい。
和牛 食べて応援キャンペーン
特別な日に食べていた「和牛」を日常の食卓に多く取り入ることができたらと考えた結果を発表します。
題して・・「和牛 食べて応援キャンペーン」
日常的に「和牛」を取り入れるのはハードルが高い我が家ですが、下記のポイントで和牛を応援していきたいと思います。
- 切り落としならば比較的お安い!
- 値引きシールが貼った和牛で、さらにお得感を!
和牛を使った贅沢肉じゃがレシピ
材料(大人3人分)
- 黒毛和牛切り落し 200グラム
- じゃがいも 3個
- 玉ねぎ 1個
- にんじん 3/4本
- しらたき 1袋(200グラム)
- 水 500cc
- 顆粒だし 少々
- 麺つゆ(追いがつおつゆ) おたま2杯分
作り方
- 牛肉は牛脂で炒め、火が通ったら皿に移す
- 玉ねぎとにんじんを炒める
- 水を入れ、下茹でしたしらたきを入れ、沸騰するまで煮こむ
- アクが出たら取り除く(和牛で作った際には、アクが出なかった)
- 面取りしたじゃがいも・顆粒だしを入れさらに煮こむ
- じゃがいもにクシが通ったら、麺つゆを入れ弱火で10分ほど煮込み、火を止める
- 余熱でも十分味は染みるので完成
いつもの肉じゃがも、切り落としの和牛を使用しただけで味が格別にアップしますね。
噛むと芳醇なお肉の香りが、おくちに広がるとはまさにこのことでした。
なにより驚いたのは・・
和牛をネットで買うならば
和牛切り落とし
用途:肉じゃが・牛丼・ハヤシライスなど
肩ロース
用途:すき焼き・しゃぶしゃぶなど
イベリコ豚・黒毛和牛「スエヒロ家」さん
次回子どもたちが帰ってきたときは、美味しいお肉で歓迎しよっと
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。