では前回の続きです!
まだのかたは、是非下記の記事をご覧ください
はーい!
今日はどんな話なのかなー
気になる金額のお話だよ
⬇︎ワタクシあきなはこんな感じの人です
- 2014(H26).8月 会社員 うつ病の症状が出始める
- 2015(H27).1月 メンタルクリニック 初診 → うつ病と診断
- 2021(R3).11月 障害年金 自分で申請
- 2022(R4).2月 「年金証書」到着 → 障害厚生年金3級、5年分の遡及が認められる
- 2022(R4).3月 初回年金振込
今は専業主婦ですが、実際に年金受給した経験を元にお話しします。
(日本年金機構や公的機関の資料を参考に、自力申請した際の記録で作成しております)
障害年金の概要②
下記について解説しまーす
- 請求時期による違い
- 障害年金・障害手当金の額
- 障害年金に該当する状態
「請求時期による違い」とは?
請求時期によって、「障害認定日による請求」と「事後重症による請求」の2種類があります
障害認定日による請求
障害認定日に法令に定める障害の状態にあるときは、障害認定日の翌月分から年金を受け取ることができます
事後重症による請求
障害認定日に法令に定める障害の状態にない場合、その後病状が悪化し法令に定める障害になった時には請求日の翌月から障害年金を受け取ることができます
障害認定日ってなんだっけ?
初診日から1年6ヶ月を過ぎた日だよ
まとめるとこんな感じ⬇︎
大事なのは「障害認定日」の心身の状態がどうかってこと・・
そうなんだぁ・・
初診日と比べて、良くなっているのか
変わらないのか悪くなっているのか・・が大切だよ
障害年金・障害手当金の額
障害基礎年金・障害厚生年金の等級と年金額
- 障害の状態により、障害基礎年金は1級・2級、障害厚生年金は1級〜3級がある
- 障害厚生年金の1級・2級に該当する場合は、障害基礎年金もあわせて受け取れる
- 障害年金の1級は2級の1.25倍
詳しく見てみましょう!
*年金額等は令和4年度の金額
あ、厚生年金は2階建てって聞いたことある
3級があるのは障害厚生年金だけなんだね
そうそう!
厚生年金に加入期間が短くても、3級は最低保障額があるからね
全部を一覧表にしてみました!
種類 | 金額 | プラスされるもの | メモ | 最低保障額 |
---|---|---|---|---|
障害基礎年金 1級 | 972,250円 | +子の加算 | ➡︎A | |
〃 2級 | 777,800円 | 〃 | ➡︎B | |
障害厚生年金 1級 | A | 報酬比例の年金額×1.25 配偶者の加給年金 | ||
〃 2級 | B | 報酬比例の年金額 配偶者の加給年金 | ||
〃 3級 | ー | 報酬比例の年金額 | 又は | 583,400円 |
障害手当金(一時金) | ー | ー | ー | 1,166,800円 |
上記の表、「A」「B」の説明は下記のとおりです
障害年金額(報酬比例)・障害手当金額の計算式
・・ややこしいね💦
加給年金額と子の加算額
1級・2級の障害基礎年金または障害厚生年金を受け取ることができる方に、生計を維持されている下記の対象者がいる場合に受け取ることができます
詳しい表はこちらです⬇︎
障害厚生年金3級の方は、対象じゃないんだけどね・・
なるほど・・
ところで、どういう場合が3級とかが知りたいっ!
OKちびなちゃん!
では次に該当する状態の目安をお話していきます
障害年金に該当する状態
法令により障害の程度が定められています(身体障害者手帳の等級とは異なります)
- 1級 活動の範囲がベッドの周辺に限られるような方
- 2級 活動の範囲が病院内・家屋内に限られるような方
- 3級 労働について制限がある方
詳しい表はこちらです⬇︎
まとめ
- 障害年金には「障害認定日による請求」と「事後重症による請求」がある
- 障害基礎年金は、1級と2級があり2級の年額「777,800円」
- 障害厚生年金は、1級〜3級があり3級の最低保障額は年額「583,400円」
- 障害の状態に応じて、障害年金の級が定められている
自分の場合はこれかな?って、当てはめてみましょう
うん、ちなみにあきなちゃんはどれだったの?
私は「障害認定日による請求」の
「障害厚生年金3級、最低保障額」だったよ
そうかぁ・・
うつ病と障害年金について知りたいかも
OK!じゃあ次に詳しく解説してくね
下にリンクを貼ったから、いつでも見てね